やさしい武道、
少林寺拳法。

川崎千年道院は、金剛禅総本山少林寺の認証道院です。
拳技だけではない、
「「人づくりの行」」。
「少林寺拳法をしている」と言うと、カンフー映画のイメージを持つ方が多いと思います。
少林寺拳法は1947年、開祖・宗道臣が創始した日本の武道です。
戦後日本の復興を志した開祖は、
「人、人、人、すべては人の質にある」という信念のもと、
人としての正しい教えと拳技をあわせた少林寺拳法の普及をもって、
その生涯を青少年教育に捧げました。
「愛なき力は暴力であり、力なき愛は無力である」ことから、
少林寺拳法は技を研くのみならず心を育て、
実社会での生活に強さを持ち生きるための「人づくりの行」を体現しています。


少林寺拳法は
何を教える?
「少林寺拳法」であるだけに、
釈尊の教えが根底には流れています。
人の生き方に対する教えとは、時代を映す鏡のようなもの。
例えば手塚治虫の「ブッダ」で描かれる古代インドでは、
突然大量のバッタに作物を荒らされて食糧難に陥る、
原因不明の疫病が国中に蔓延する…など、
明日の命も保証されない世界でした。
そのような時代においては、
「読経をすれば極楽に行ける」「輪廻転生ができる」という教えが
人々の心の救いとなるのも当然です。
しかし、現代を生きる人にとっても、教えは同じ形であるべきでしょうか。

半ばは他人の幸せを
考え、
行動できる生き方。
平和社会の実現を目的とし、
人づくりによる国づくりを体現するための教えとは、より実際的で、
一人ひとりが社会を変える一助となれるようなものであるべきです。
しかし、少林寺拳法をはじめる多くの人にとっては、
そこまで大それたものでなくても良いかもしれません。
少林寺拳法が現代を生きる人にまず届けたい考えは、「自己確立」と「自他共楽」。
つまりは、一人ひとりが頼りにできる自己を確立し、
隣人同士が助け合い、共に幸せに生きるということです。
自分自身の名利を求める生き方ではなく、
頭と体の半分を人のために使える人生を、私たち拳士はめざしています。

武道"だけど"。
対立ではなく調和をめざす。
武道は「人と闘って倒す」イメージがあるかもしれません。
しかし、その技術の積み重ねでは人格は育ちません。
自分を守る術を学び、痛みを教え合いながら、
他者との感情交流を通して成長しあう。
私たちの調和をめざす考えは、
技術や修練のあり方にもそのまま反映されています。
そのため少林寺拳法は、
どなたにとってもやさしい武道として、間口が広げられています。

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